日本テレビ系ドラマシリーズ「花咲舞が黙ってない」の続編となるパート3が4月期に放送され、女優の今田美桜(26)が主演するとの情報をキャッチした。これまで主演を務めた杏(37)が日本とフランスの2拠点生活するなどしており、スケジュール確保が難航。そこでNHK朝ドラのヒロイン決定が発表されたばかりの今田に水面下で白羽の矢を立てていた。

「花咲舞」は、メガバンク勤務の花咲舞が全国の支店で起きる不祥事を解決に導く痛快ドラマだ。人気作家の池井戸潤氏の「不祥事」などが原作。杏が主演でパート1が2014年4月期に、2が15年7月期に放送され、平均世帯視聴率はそれぞれ16・0%、14・5%と好評だった。日テレはパート3の放送を熱望していた。

 日テレ関係者の話。

「パート1、2が放送された水曜午後10時枠は、4月にバラエティー番組枠に変わる予定。『花咲舞』のパート3は土曜夜枠で調整中です」

 パート1、2で主演した杏は、当時夫だった俳優の東出昌大との間に16年に双子の女児、17年に男児を授かり、3児のママとして奮闘。東出の不倫が20年1月に明るみに出て、同年8月に離婚が発表され、杏が親権を持った。

「杏さんの元にはドラマや映画のオファーが引きも切らず、なかなかスケジュールを確保できないなど、複数の事情が重なってパート3は困難を極めました」(同)

 そうこうするうちに杏は3児を連れて22年夏、日本とフランスの2拠点生活を開始した。

「局(日テレ)は杏さんの主演は難しいと判断。代役の選定に取りかかったんです」(同)

「花咲舞」のパート1、2に出演していない女優から複数をピックアップし、白羽の矢を立てたのが今田だった。日テレ系では22年4月期の「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」に主演していた。

「今田さんは『悪女』がドラマ初主演で、局と良好な関係を築いていた。それで『花咲舞』のパート3の主演に浮上したんです」(同)

 今田は今月2日、25年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインに決まったと発表されたばかり。同朝ドラは、国民的キャラクター「アンパンマン」を描いた漫画家のやなせたかしさん、小松暢さん夫妻がモデルで、今田は妻を演じる。

「『あんぱん』のクランクインは9月予定なので、『花咲舞』の撮影スケジュールにも影響はありません」(同)

 メガバンク行員で不祥事を喝破し、国民的キャラを描く夫を時に優しく時に力強く引っ張る――今田は演技の幅を広げそうだ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)