日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受けて、31日に遺族が小学館を通じてコメントを発表した。

 遺族は「突然、最愛の家族を失い、私たちは茫然自失のただ中におります。取材のご依頼をいただいても、とてもお話できる状況にはありません。また、こうした状況下、見知らぬ方から声をかけられることに怖れを抱いております」とコメント。

 続けて「どうぞ、今はそっとしておいていただき、静かに見守っていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます」呼びかけた。

 小学館は30日にも「先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております」と追悼のコメントを出したが、ネット上では芦原さんが生前に行った状況説明を「小学館ができなかったのか?」と疑問の声が上がっていた。

 芦原さんは26日に自身のブログとX(旧ツイッター)で、「セクシー田中さん」のドラマ化にあたり「必ず漫画に忠実に」という条件を出したにもかかわらず、脚本が大きく改変されていたことから、9話と10話の脚本は自身が担当したことを説明。(現在は削除)

 この投稿からドラマ制作者に批判が向き、28日に「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とし、これが最後の投稿となってしまった。

 ネット上では芦原さんが自ら説明を余儀なくされた状況について、疑問の声が噴出。漫画「だいすき!! ゆずの子育て日記」などで知られる漫画家の愛本みずほ氏はXで「あの長い事情説明はさ、先生個人じゃなく編集部か小学館が出すべきだったと思う。もう結果論だけど。残念すぎる」とつづっていた。

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