ボートレース浜名湖のGⅠ「浜名湖賞 開設70周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は27日、予選の3日目が行われた。

 深谷知博(35=静岡)はこの日までにセット交換(シリンダーケース、ピストン2個、リング4本)をなんと4回。それだけでも苦しい足色なのが分かるが、1着がないまま勝負駆けにこぎつけたのは、地元看板選手の意地と執念だろう。

「(3日目は)替えた部品を全部最初のものに戻しました。ペラを大幅に叩き変えて、ひどかった最初を思えば、だいぶ良くなっている。Sしてから笠原さんに少し分が悪かったけど、道中の直線は悪くなかった。回り足もまずまずだし、何とか中堅にはなっています」

 必死の整備が実を結び機力は上昇。こうなれば高速ターンと鋭いハンドルがモノを言う。「Sの足が分が悪かったのは、ニードル調整を間違えていたのかも」と行き足にも上積みが見込めるなら、予選最後の4日目に回ってきた1号艇で圧勝まである。