ボートレース大村の「ミッドナイトボートレース10THin大村」が1日、開幕した。
山口裕二(44=長崎)は、2023年ラストの蒲郡では「引いてはいけないエンジン」を引いてしまい、6、4、4、1着で帰郷。最後は公傷により戦線離脱したが「何もない足。レースに参加できない」と心も折れていた。
新年初戦は素性機を引いて、蒲郡の悪夢を払拭し気持ち良く滑り出したいところ。しかし、またしても試練が待ち受けていた。手にした16号機(2連率29%)は3節前に石川真二が1勝しかできなかった低調機。その上、プロペラはがちがちにピット離れ仕様、イン仕様、いわゆる〝石川真二ペラ〟に叩き変えられていた。
「ペラを見たけど(前操者の)山口高志も大きく叩かなかったみたいで〝石川真二ペラ〟の名残が色濃く残っていました。足は悪くなかったけど、この形じゃ調整できないので、根本的に叩き変えます。なので前検は参考外」
今節は7日制。じっくり腰を据えて戦うためにも、まずはプロペラのベース変更に着手した。そして迎えた注目の初戦(4R)、3コースから仕掛けられず最内を差すと、逃げる岡本大の2番手に食らいつき、2周1Mで差し逆転の1着だ。後半11Rのイン戦は宮本夏樹のカドまくりを食らって3着だったが、大きくは崩れなかった。
「ペラは叩き変えたけど戻りますね。現状では悪いところといいところがあって、基本的に乗りにくい。いいのは差した時の一瞬の足とつながり。行き足も評価できる」
足には一長一短あっても、プロペラを叩き変えて戦えたのは収穫だろう。2日目以降、徐々に自分好みの仕上げを施して行く構えだ。












