本当に「遅刻」が原因なのか――。
 
 お笑いコンビ「和牛」(水田信二=43、川西賢志郎=39)が来年3月末に解散することになった。所属する吉本興業が発表した。

 解散理由として挙げられたのは、水田の遅刻グセだ。2人はそれぞれ解散コメントを発表。水田は「きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました」と自己申告した。

 川西も「3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました」とつづった。

 一般的に解散の際には、コンビ間のわだかまりは表に出さず「方向性の違い」といった言葉でボカすことが多い。なぜなら、これから別々の道を歩むのに片方を貶めるのは、損でしかないからだ。

 ところが、和牛の場合は水田の「遅刻」が解散の大きな要因と受け取られてもおかしくない。和牛を知るお笑い関係者は「2人ともまっすぐなタイプだけに、ファンに偽りない気持ちを伝えたかったのではないか」と指摘する。

 一方、和牛の熱心なファンからは、あえて水田が「矢面に立った」という見方が出ている。

「たしかに水田さんの遅刻でギクシャクしたとは思いますが、2人は身内のような関係性でした。あえて水田さんの遅刻に焦点が当たるように仕向けたような気もします」(10年来の女性ファン)

 一部報道では川西がかねて「M―1で優勝できていない」と気に病んでいたと伝えられている。前出のお笑い関係者は「川西は生粋の漫才師。半面、ストイックすぎる面もあった。あれだけコンビにこだわっていた2人がそろって『解散した方がいい』と決断したのは、よほどのことだと思う」と話す。

 なお、現時点で解散ライブを行うかは未定という。