ボートレース鳴門のGⅠ「大渦大賞開設70周年記念競走」は4日、準優勝戦が行われた。田村隆信(45=徳島)をはじめ菅章哉、市橋卓士と3人が準優に駒を進めた地元勢も優勝戦に残ったのは徳島のエース・田村ただ一人だ。

 準優11Rはインから火の出そうなコンマ00のタッチスタートを「全速で」ぶち込んだ。これは何が何でも優勝戦に乗るという意気込みの表れでもあった。レース後には「気持ちが前へ前へと行っているんで、気持ちを整えないと…」と反省とともにクールダウンした。

 改めてVへの思いを聞くと「回り足と乗り心地はいいし、スタートが届くのは行き足もいいんでしょう。連に絡むなら順走が一番手堅いです。ただ、勝ち切るとなると…。差すなら踏み込んでの差し、まくるなら白井さんを叩き切るぐらいの気持ちで行かないと」と一発勝負で地元GⅠ5Vか、手堅い走りで舟券に貢献か、エースの葛藤は〝その時〟まで続く。