実業家のホリエモンこと堀江貴文氏と斉藤健一郎参院議員の個人情報がネット上に漏洩した問題で、ダイナックホールディングスは16日、堀江氏と斉藤氏に経緯を報告。情報漏洩した従業員を懲戒解雇したと発表した。

 騒動はネット上に堀江氏と斉藤氏のゴルフ場の予約が入っている画面を撮影し、「X(旧ツイッター)に投稿されたもの。斉藤氏が当該ゴルフ場に調査を申し入れ、外部業務委託しているレストランの従業員が投稿したとの報告を受けていた。

 ダイナックホールディングスは公式ホームページに「子会社のダイナックパートナーズが運営受託しているゴルフ場のレストランに勤務する従業員が業務で知り得たお客様(2名)の個人情報を本人のSNSで投稿するという事案が発生いたしました。弊社として今般の事態を厳粛に受け止め、当該関係者の皆様に誠意をもって謝罪させていただくとともに、当該従業員及び担当役員に対して厳正に処分を行う所存でございます」とした。

 その後、懲罰委員会が開かれ、本日付で当該従業員は懲戒解雇、上長2人及び担当役員2人は減給を行う予定だという。

 処分報告を受け、斉藤氏はXに「気軽に匿名でできるSNSだからこそ、より慎重にならなければ、他人を傷つけるだけでなく、自身にも大きく跳ね返って来る事。この件で少しでも世の中から、SNSによる嫌がらせや誹謗中傷がなくなる事、心より願っております」と投稿した。