NHKは13日、大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)の出場歌手を発表。この日、都内の同局で会見を行った。

 注目されたSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の所属タレントの名前は出場者一覧になかった。旧ジャニーズタレントが出場しないのは1979年以来、44年ぶりとなる。

 旧ジャニーズ勢は、昨年もKinKi Kids、関ジャニ∞、King&Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子の6組が出場していた。

 ジャニーズ勢は例年5~7組が出場してきたが、44年ぶりに「出場ゼロ」について、ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受けたものとみられる。

 会場に配られた資料や紅白のホームページには「出演者に対する人権尊重のガイドライン」を公開。「『第74回NHK紅白歌合戦』の制作にあたっては、下記のガイドラインを順守します」とつづり、「第74回NHK紅白歌合戦の出演者に対する人権尊重のガイドライン」と題し、6項目を発表した。

 1項目では「人権、人格を尊重し、コンテンツ制作のあらゆる段階で、誰もが十分に能力を発揮できる規律ある制作現場を目指します。出演者に対する性的搾取、性的虐待を排除し、悪質な嫌がらせや差別的または攻撃的な行動を認めません」と宣言。2項目は「制作現場において、人種、民族、国籍、宗教、障害、政治的思想、性別、年齢、ジェンダーなどいかなる理由による差別も認めません」。3項目では「強制労働など人権を侵害する労働慣行は認めません」とした。

 また、その他にも子どもの人権の尊重や、児童労働や児童虐待を認めない旨を明記。さらに、出演者の心身の健康や安心・安全な環境の確保に務めること。職員による出演者の人権尊重することも挙げ「芸能事務所など出演者に関係するすべての取引先に対しても、本ガイドラインへの賛同を求めます」と結んだ。