女優の沢尻エリカ(37)が、来年2月上演の初主演舞台「欲望という名の電車」で芸能活動を再開することが分かった。来年2月10日から18日まで東京・新国立劇場中劇場、同22日から25日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの名作「欲望という名の電車」。1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツアー賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年にはヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドで映画化されアカデミー賞を受賞し、映画史に残る名作となった。
そして、来年2月上演される鄭義信(チョン・ウィシン)演出版舞台「欲望という名の電車」。主演のブランチ・デュボア役を演じる沢尻は、本作が舞台初出演にして初主演となる。作品への出演は2019年9月に公開された映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」以来、約4年ぶり。主演作品は18年6月に公開された映画「猫は抱くもの」以来、約5年ぶりだ。
沢尻といえば、麻薬取締法違反の罪で逮捕され、2020年2月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け、芸能活動を休止。今年2月に執行猶予が明けていた。取材によれば、舞台上演前に芸能活動予定はなく、今回の初主演舞台が芸能活動再開の場となる。
沢尻は2005年、フジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」主演で注目され、映画「パッチギ!」で日本アカデミー賞新人俳優賞、話題賞俳優部門を受賞。「ヘルタースケルター」で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞。その後も「不能犯」、「食べる女」、「億男」、「人間失格 太宰治と3人の女たち」など、映画、ドラマを中心に数々の話題作に出演してきた。
沢尻が休業していた約3年半の様子について、関係者は「沢尻さん本人も猛省をし、この約3年半の休業は、自分自身としっかり向き合って静かに過ごしていたようです。自身の今後の進むべき道を事務所関係者と共に考えて今回舞台での俳優業を再開することにしたと聞いてます」と語る。
さらに、来年2月上演の舞台での復帰が決まり、「復帰の舞台に向けて、積極的に様々な準備に取り組んでいるようです。今回の作品のビジュアル撮影現場ではブランクを感じさせない沢尻エリカのオーラと存在感だったと聞いています」(同)と、以前と変わらぬ〝エリカ様〟を見せつけていたようだ。
なお、沢尻演じるブランチと反発し合うスタンリー・コワルスキー役を務めるのは、沢尻と初共演となる俳優の伊藤英明。ブランチの妹・ステラ役には清水葉月、ブランチに好意を抱くミッチ役に高橋努が決定。そのほか、ステラの大家ユーニス役に青木さやか、ユーニスの夫のスティーブ役に福田転球、スタンリーのポーカー仲間でもあるパブロ役に中村まこと、医師役に久保酎吉、看護師役にうらじぬの、コワルスキー家にやってくる集金人の若者役で青木瞭が出演する。
同舞台の演出を務める鄭義信氏は「高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻エリカさんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤英明さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、テネシー・ウィリアムズのせりふと格闘しようと思う」とコメントしている。













