29日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で、〝頂き女子りりちゃん〟を名乗る女が恋愛感情を利用して男性から金をだまし取った事件で、女から金を受け取ったホストも逮捕されたことが特集された。最近のホストに変化が起きていると識者は指摘している。

 ホストまで逮捕されたことについて、番組に出演した歌舞伎町事情に詳しいライターの佐々木チワワ氏は「こういうことって女の子だけが持っていかれるってことが多かった。『次はあいつなんじゃないか』とうわさがまことしやかに名指しで挙がっている状況です」とホスト業界が戦々恐々としていると明かした。

 また、事件の背景の一つとしてSNSの登場によって歌舞伎町のホストに変化が起きているとも。「昔のホストは大金を稼ぐためにホストをやっていたが、それ以上にSNSでバズりたいだったりとか目立ちたいとか有名になりたいだったりとかのモチベーションでホストを始める方が増えている。炎上した者勝ちという空気が出てきている」(同)
 
 一方、経済学者の成田悠輔氏は「ホストだけの問題じゃない。タレントもインフルエンサー化していて、経営者や政治家がSNSを通じて過激化するのも普通になっている。ガーシー元議員がその典型」とより広い分野で炎上した者勝ちになっているとした。

 続けて、「難しいのはSNSで反社会的なことをやって逮捕されても、復活してその前科を武勇伝として使ってもう一度インフルエンサー化できるのが一番の問題。ガーシー氏のときは裁判所の命令でSNS活動禁止とかあったが、似たようなことをプラットフォーマーが規制として導入することが必要になってくる」と提言した。