元衆議員の金子恵美氏と弁護士の若狭勝氏が11日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。〝トンデモ条例〟と揶揄された埼玉県虐待禁止条例改正案を提出しながら、「現実に則していない」「これでは働けない」など多くの批判を受けて取り下げた埼玉県自民党県議団を断罪した。
埼玉県自民党県議団の田村琢実団長は10日に会見を行い、同改正案について「県民のみなさま方に不安が広がったことを反省猛省している」として、改正案の取り下げを決定。「手続きに瑕疵はなかった」と強調したが、修正案の提出はしないという。
同改正案は小学3年以下について、「短時間でも留守番させる」「子供だけで公園で遊ばせる」「お使いを頼む」「子供だけで登下校させる」などの行為を虐待と認定。13日の県議会本会議で成立していれば、来年4月1日から施行される予定だった。
何ともお粗末なてん末に、金子氏は「保護者との感覚の乖離のせいで条例案が受け入れられなかったことに気づいてないあたりがまず残念。県民のみなさんの声を聞いて立案したのか、自分の感覚で立案したのか、いずれにしても今の価値観には合わない」とバッサリだ。
また、若狭氏は「そもそも『虐待』という言葉の捉え方が間違ってる。子供への愛情がない状態で放置したら虐待と言えるかもしれないが、子供に対して愛情を注いでいる状態で、どうしても留守番をさせざるを得ないのであれば、虐待って言葉自体が絶対にあり得ない。そういう捉え方ができていないところに欠陥・瑕疵があると思います」と断罪した。
埼玉県民の間からは「これだったら埼玉に引っ越してこなきゃよかった」など、かなり厳しい声が上がっていただけに、市民の声を無視した改正案が取り下げられたことへの安堵が広がっている。












