ボートレース江戸川の「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」は9日、12Rでファイナルが行われ、1号艇の平尾崇典(50=岡山)がイン先マイから先頭でゴール。通算87回目、江戸川では6回目の優勝を飾った。

 スタートしてのぞいた2号艇の中沢和志が2コースまくりを敢行。行き場をなくした江戸川のカリスマ・3号艇の石渡鉄兵はハンドルを入れる余地がなくなり大ワザは不発だ。バック4番手から意地の追い上げで舟券に絡む(3着)のがせめてものファンへの感謝の印となった。

 勝った平尾は「スタートして中沢君が出てくるのが分かった。江戸川じゃなければやられていたね。優勝戦には(機力が)いい人がいなかったんで、そういう意味では(抽選で引き当てた)1号艇で良かった(笑い)」と得意の〝おとぼけ〟をカマしたが、6Vが示すようにデビュー直後から江戸川巧者で鳴らしたものだ。

 50歳の今でも〝昔取ったきねづか〟と独特の勝負勘は健在。ひょうひょうとしながらピリッとした走りは今後もファンを楽しませてくれるだろう。