女優の芳根京子(26)が4日、都内で行われた「藤子・F・不二雄 生誕90周年 企画発表会」に出席。芳根は、来年3月1日公開の「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」で、物語のカギを握る歌姫・ミーナの声を担当する。
大ファンのドラえもんと登壇した芳根は「(オファーを受け)〝本当に?〟と思ったんですけど、とってもうれしくて、今日こういうふうにこの場に立てていること、そしてドラちゃんとお話させてもらえていることで、とても今、実感が湧いています。収録はこれからなんですけど、とても気が引き締まる思いです」と喜んだ。
ドラえもんから「これはちょっと思い切った質問ですよ。もし僕と1日一緒に過ごすとしたら何がしたいですか?」と聞かれると、「1日過ごせるなんてうれしいなぁ。何したいかなぁ…。最近旅行にハマってるので、ドラちゃんと一緒に何も決めずに、行き当たりばったりの旅に出て、困ったことがあったら助けて」とねだった。
フォトセッションのために2人が距離を縮めると、ドラえもんは「スリスリなんかしちゃったりして」とデレデレ。芳根が笑顔でドラえもんの頭をなでる一幕もあった。
また約30年ぶりの新作アニメ「T・Pぼん」が来年、Netflixで独占配信されることも発表された。平凡な中学生がタイムパトロール隊員の少女と出会い、不幸な死を遂げた歴史上の人々を救うべく過去にさかのぼる冒険モノで、全2シーズン。
ほかにも、生誕90周年を記念したSF短編ドラマ、出版物、ゲームなどの企画がこれからスタートする。