今年で〝ジャニーズ24時間テレビ〟は見納めか――。毎年夏恒例の日本テレビ系大型特番「24時間テレビ 愛は地球を救う」(26~27日、東京・両国国技館)もいよいよオンエアが差し迫ってきた。だが、ジャニーズ性加害問題の波紋は広がる一方で、局内はピリピリムードに包まれている。いよいよ、来年以降〝ジャニーズのいない24時間テレビ〟へとかじを切ることもありえるという。
今年のメインパーソナリティーを務めるのは、ジャニーズ事務所の「なにわ男子」だ。さらに系列局の読売テレビではスペシャルサポーターに関西ジャニーズJr.の6人組ユニット「Aぇ!group」が就任した。
ジャニーズタレントが「24時間テレビ」に登場したのは、1995年に番組パーソナリティーを務めたSMAPが初めて。それ以降、パーソナリティーとしては出たり出なかったりが続いた。2003年にTOKIOがメインパーソナリティーに就任してから、ジャニーズタレントの〝指定席〟のようになった。
その長年の歴史が揺らいでいるのが、故ジャニー喜多川前社長による性加害問題だ。先日も国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が会見を開き、同事務所を厳しく追及した。
ある制作会社関係者は「24時間テレビというのは長い時間をかけて作るプロジェクト。なにわ男子がメインパーソナリティーを務めると発表されたのは今年4月ですが、その段階からメンバーはあっちこっちにロケに行ったりしている。『性加害問題でジャニーズタレントを使うのはいかがなものか』と問われても、今さら変えるという選択肢は取れない」。
タレントに罪はないとはいえ、起用される番組に注目が集まるのは仕方がない。
ある局内関係者は「日テレは本番まで24時間テレビを盛り上げるために会見を開く予定だったそうですが、国連の作業部会が会見を開くということが決まったため、急きょ取りやめになったそうです。それに本来なら8月に入ってからさまざまな番組で、なにわ男子が登場して局全体で番組をアピールする予定だったのに、それも思うようにできずにいる。局内はかなりピリピリしています」と明かす。
さらに問題なのは来夏の「24時間テレビ」だ。国連の作業部会は引き続き調査を行った上で、来年6月に人権理事会に報告書を提出するとしている。性加害問題がこのような状況のまま報告書が提出されれば、さらにこの問題が沸騰するのは想像にかたくない。〝ジャニーズのいない24時間テレビ〟になるかもしれないというわけだ。
「もうすでに『来年はジャニーズタレントをメインパーソナリティーに起用するのは辞めた方がいいんじゃないか』という意見が出始めていますからね。国連の人権理事会に報告書が提出されるのに、チャリティー番組のメインに性加害問題を抱える事務所のタレントを据えるわけにはいかないのでは。日テレとジャニーズが蜜月とはいえ、こういう声が出るのも無理はないでしょう」(同)
ジャニーズがメインを務めるという長い歴史についに終止符が打たれるのだろうか。










