前橋競輪のGⅢ「開設73周年記念 三山王冠争奪戦」は29日、初日を迎えた。桑原大志(47=山口)が予選4Rで1着となり、通算300勝を達成した。
S級S班を務めた実績もある実力者は「藤原(俊太郎)君が2周行ってくれたし恵まれた。感謝しかありません。年内にできれば、くらいに緩く考えていたんですけど思いのほか早くできてうれしいですね」と相好を崩した。
ここまで白星を積み重ねる間には、数え切れないほどの挫折と苦労があった。それでも乗り越えられたのは「清水(裕友)君の番手を回れる人間でありたい」という強い思いがあるからだ。
「位置を明け渡したりふがいないレースをしていたら、同県でも(清水の番手を)回る権利はないと思っているので。(後輩の存在がモチベーションになっているのは)それは間違いないです」
自分を律しながらどん欲に高みを目指してきた。300勝はそのご褒美ともいえるが、もちろんまだ満足はしておらず「2日目はシューズをちょっと試してみます。強い人が工夫していろいろやっているのに、弱い自分が何もしないのは違うと思うので。まだ進化したいですしね(笑い)」と、今できることをコツコツやる、というスタイルをブレずに貫いていく。












