弁護士の八代英輝氏が22日、TBS系の情報番組「ひるおび」に出演。車中で村の女性職員(27)の首をシートベルトで締めるなどしたとして、傷害の罪で略式命令を受けた千葉県長生村の東間永次議長(77)に言及した。

 東間氏は今年4月、私的な歓送迎会の席に出席。公用車で帰宅する際、運転をしていた村の女性職員の首をシートベルトで締めるなどした。当初は容疑を否認していたが、証拠となる録音データを聞かされて一転、容疑を認めて略式命令となっていた。

 その後、別の議員がUSBに入った証拠となる音声をパソコンで聞いていたところ、あろうことか東間氏はそのUSBを破壊してしまった。TBSの取材に対し東間氏は「信頼して親しくさせてもらってたのに、なぜこういうこと(=録音)するの?って思ったときに力が入ってしまった」と、車内で録音されていたことに腹を立てて破壊したと認めた。

 自身のパワハラの証拠となる録音データを破壊する暴挙に、八代氏は「一番ずるい人はこの取材受けなかったと思うので、取材を受けたことは評価したい」と皮肉交じりにコメント。さらに「この人、正直な方だと思う。おそらく酒グセも悪くて、自分の周りで誰も何も言えなくなっている状況を『みんなと親しくさせてもらっている』と勘違いする方なんだろうな」と話した。

 東間氏は長生村の議員の9期目(1期4年)。議会から議長を辞するよう2度にわたる辞職勧告を受けたが、辞職を拒否している。司会の恵俊彰は「村の方々がどう判断するか。辞めてほしいと意思を示すことも辞めていただくことも村の人の判断」と話したが、法的には村人の3分の1の署名を集めてリコールするしかなさそうだ。