歌手の美川憲一(77)が7日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで「美川憲一コンサート2023~あなたへの愛の讃歌~」を開催。開演前の囲み取材では、〝芸能界のご意見番〟として、報道陣からさまざまなニュースについて意見を求められた。

 現在、芸能界に圧倒的な影響力を持ってきたジャニーズ事務所は、前社長の故・ジャニー喜多川氏による未成年タレントなどへの性加害問題に直面している。

 美川は「ジャニーさんもね、お亡くなりになってこの問題が出てきて。本当に私もジャニーズのスターをあれだけお作りになった方だから、実績はわかるんですけど、昔からそういう噂はありましたけれども。今ごろになってそれを叩くこと自体が、私はもう亡くなられた方なんだから、それはもう…私の意見ではそっとしてあげた方がいいんじゃないですか」と持論を述べた。

 さらに「たしかに未成年の子どものときから、性被害に遭ってそれがトラウマになって、芸能界を辞めるような方たちもいっぱいいますけど」と、性加害は許されることではないとしながらも「本当にお気の毒だなって…。あってはならないことだけれども、私の個人的な意見ではですよ」と前置きし、現社長の藤島ジュリー氏にも言及した。

「ジュリーさん、あの方は根っからのお嬢さんだから。私もメリー(喜多川)さんとは親しくさせていただいた時期もあったんだけど。でも、それはやっぱりあのジュリーさんが社長を継いでやってらしても、ちゃんとスターを育ててやってらっしゃるんだから。それはそれで、別の形でちゃんとやらせてあげた方がいいんじゃないかと私は思います」と、性加害問題への対応とタレントマネジメント手腕は別で捉えるべきとの私見を述べた。

 また、ジャニーズ事務所をめぐっては、創業以来60年以上続く社名を変更する可能性も報じられているが、美川は「やっぱりジャニーズは本当に一線で出てる方たちが多いじゃないですか。ですからそれ(性加害問題)で、急にここへ来て叩くような形になっているのは…私もなんか心が痛い」と同情的。「ジュリーさんにやっぱり辞めないで、しっかりと社長業をおやりになったほうがいいと思います」と話した。