俳優・鈴木亮平(40)の主演映画「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~」(公開中)が大ヒットしている。興行収入30億円突破が視野に入る中で、関係者の注目を集めているのは鈴木の〝今後〟だ。40代を迎え、長年夢に掲げてきた〝ハリウッド挑戦〟を口にしているというのだ。

 先月28日に公開された「劇場版 TOKYO――」は、5月7日までの10日間の観客動員数が182・2万人、興行収入24億円超えの大ヒットとなっている。

 同作は、2021年7月期にTBS系「日曜劇場」で放送され、大反響を巻き起こしたテレビドラマの劇場版。横浜のみなとみらいを舞台に、オペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場に駆け付け、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」と、新たなライバル組織「YOKOHAMA MER」の活躍を描く。

 主演の鈴木は役に合わせ、徹底した肉体改造を行うなどストイックな役作りで知られるが、本作で演じたスーパー救命医・喜多見幸太役でもそれは変わらず。メスなど〝医療器材〟を持ち歩き、移動中や待ち時間にも手術の練習をし、共演者からも驚かれていた。

 もっとも、驚かせているのはそれだけじゃない。3月29日に節目となる40歳の誕生日を迎え、20代のころから口にしてきた「ハリウッドで芝居をする!」という目標に向かって決意を新たにしているというのだ。

「いろんな役に挑戦してきた鈴木は40代に入った決意として、俳優仲間や関係者らに『新たなことに挑みたい』と〝ハリウッド挑戦〟願望を口にしている。築き上げた売れっ子俳優という地位に、安住するつもりはまったくないようですね」(映画関係者)

 06年にドラマデビューした鈴木は、小学生時代から父親の影響で、多くのハリウッド映画を観賞。中学時代には俳優への憧れを抱くと同時に、米国への興味を持ち、高校時代には1年間留学を経験。進学した東京外国語大学では英語を専攻し、俳優となってからも海外で活躍することを目標にしてきた。

 そんな鈴木がブレークしたのは、初めて単独主演を務めた13年公開の映画「HK 変態仮面」。女性の下着をかぶると正義の味方に変身するヒーローを演じたが、スマッシュヒットし、16年には続編「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」も公開。海外映画祭に出品されたり、海外でも公開されたが、配給会社スタッフによれば、鈴木は「アカデミー賞にノミネートされたい」「ハリウッドでリメークされないかな」などと夢を明かしていたという。

 期せずして〝海外進出〟という点からすれば、ネットフリックスで来年にも、全世界に公開予定の映画「シティーハンター」に主演することが発表されている。

 同名人気マンガの映画化だが、「ハリウッドで芝居をする」という言葉を有言実行する第一歩となりそうだ。