森且行(49=川口)が6日、川口オートレース場で802日ぶりに実戦復帰。大ケガを乗り越えて登場した初日9Rを見事に制した。レース後の会見では復帰戦、これまでのこと、今後の目標を語った。

――レースを振り返って

 7節練習参加のエンジンも4回くらいオーバーホールした…部品を替えたりして、朝練は良くない感じだった。自分の感覚を信じてセッティングをやって、照った走路は苦手なのに試走は3・32が出た。ミスしなければ勝てると思った。

――コースに出始めた時にファンの歓声、拍手が多かったが

 余裕がなくて何も分かってなかった。

――スタートグリッドに立った時の心境

 吹っ切れてた。いい緊張感だった。ビビることなく自分のレースをしようと思い気合を入れていった。

――レースは5車抜きの速攻が決まった

 そんなに行きました?(笑い) 外を回ろうとしても外回れるようなエンジンじゃなかった。中に行くのもケガ明けでどうかなと思ったけど、中が開いた。うまく入った感じ。休んでいてもレースの感覚は体が覚えていてくれた。だからあそこに行けたと思う。

――残り5周を先頭で走っていた時の感覚は

 きつかった。まだまだ課題になる。2、3周目まで勢い良く行けるけど、そこから右足の力が入っているのか入ってないのか分かってない感じ。レースを重ねていけば神経障害も治ってくると言われているので、これからレースを重ねて徐々に治していきたい。

――復帰に向けての手応えを感じたのはいつ

 12月から練習参加を本格的に初めて、1月くらいから同期、後輩と練習で併せてもらい、同じくらい走れたときに「復帰する準備をしよう」と思った。

――当初願っていた復帰戦の1着が取れた。

 たまたま1着が取れたと思う。初日なので、メンバーが分散されているので。最終日に優勝戦まで行ければ、いい形に戻ってきたと感じると思う。

――優勝戦に進める?

 どうでしょうか。自分でも分からない。

――復帰戦の内容、体の具合を含めて何点

 80点くらい。残りの20点は6周回しっかり同じペースで走れる体をつくっていくことと、もっといいエンジンをつくること。

――2年3か月は長かった

 長いような短いような。その間、退院してからイベントでファンの皆さんと会えて応援してもらって、楽しく過ごせた時間です。

――今後の目標、次なる課題

 大きな目標はもう一度日本一になりたい。でもそんな甘くないと思う。今はB級なので、とにかくSGのレースに戻るくらいまでにはいきたい。S級になればSGは出られるので、そこを目標に、時間がかかっても一生懸命頑張っていきたい。

――多くの支えがあった

 ファンの皆さんが諦めずに応援し続けてくれたおかげだと思っている。

――1着が恩返しになった

 直前に1着を取れないかもと言ってしまったので…。元気で1着を走っているところを見せられたので恩返しになったと思う。