〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(14)が21日、東京・新宿フェイスで行われたボクシングのガチンコマッチ「HEARTS」のリングに登場。同い年の名倉誠士郎と戦い、2ラウンドをフルに戦って3―0の判定負けとなり、ボクシング初の〝公式戦〟は黒星となった。

 これまでゆたぼんは、2021年12月の亀田興毅主催「3150ファイトVol.1」、2022年5月の素人異業種格闘技「hatashiai」、同年8月の素人格闘技大会「訳あり」で3度のエキシビジョンマッチを行っている。

 この日の試合は「HEARTS」主催者で、不登校など様々な事情を抱える子供を支援するボクサーの星野真生から、1年ほど前にオファーをもらい、沖縄で毎朝8キロのランニングとボクシングジム2つを午前午後にハシゴして準備を重ねてきた。

 当日計量を38・35キロで1発パスしたゆたぼんは前夜、「眠れなかった。楽しみすぎて!」とワクワクを隠し切れない様子だったが、フリーノックダウン制の1分30秒2ラウンド、14オンスグローブとヘッドギア着用の試合で、その気持ちを爆発させた。

 赤コーナーからオリジナルソング「僕の唄」をバックにリングインし、「日本一有名な不登校ユーチューバー」と紹介されたゆたぼんは、ゴングとともに前に出る。左右フックで積極的に手数を出すと、時おり頭を振ったウィービングで交わす場面もあった。

 しかし、2ラウンド目に名倉がゆたぼんを上回る身長差を生かした攻撃で優勢に出ると、最後は互いにフックの打ち合いとなり判定に…。結果はジャッジ3人が20―19で名倉に軍配が上がった。

 試合後、リング上でゆたぼんは対戦相手の名倉に対し「一緒に戦ってくれてありがとうございます。ホンマに強いです。強い選手と戦えてうれしいです」と称えて控室へ。しかし、ここで一気に悔しさがこみ上げたのか、涙が溢れた。