〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(14)は21日、東京・新宿フェイスで行われたボクシングの初〝公式戦〟で、同い年の名倉誠士郎と対戦し、2ラウンド判定負け(3―0)。黒星を喫して控室で悔し涙を流したが、早くもリベンジマッチを熱望した。

〝日本一有名な不登校ユーチューバー〟の異名を持つゆたぼんに対し、対戦相手の名倉は通っている中学で頭脳明晰、ボクシング以外にもバスケットボール部で活躍する、文武両道を地でいく正反対のタイプだ。身長も148センチのゆたぼんに対し、名倉は156センチと明らかな体格差もあった。

 試合は1ラウンド開始のゴングから、ゆたぼんが積極果敢な左右のフックで前に出て、相手のパンチをウイービングで交わす技巧も見せたが、2ラウンドに入って体格差を生かした名倉の攻撃を何発か被弾。最後は意地でフックの乱打戦に持ち込んだものの〝公式戦〟デビューは僅差の判定負け(ジャッジ3人が20―19)を喫した。

 リング上では気丈に振る舞ったゆたぼんだが、この日のためにユーチューバーとしての活動を〝封印〟して本気で準備してきただけに、関係者から励ましの言葉をかけられるほどに悔し涙がこみ上げた。

 試合を観戦したNHK党の立花孝志代表は「明らかに強い相手に挑んだ構図はよかった。アンチに対する『見てろよ!』という反骨心が出てて、負けたけど、ゆたぼんにとってはよかったのかな」と激励。その上で「ここであきらめるのはやめてほしい。いわゆるリベンジを期待したい」と、さらに成長してのリベンジマッチを期待した。

 これにゆたぼんは「リベンジマッチやりたいです!」と即答。今後はユーチューブ活動を再開して「ユーチューブ7、ボクシング3でやっていきたい」と話したが、「次のオファーが決まれば、ボクシングのギアを上げてがんばっていきたい」と誓った。

 これまでのエキシビションマッチを含む4試合でセコンドを務めた日本人初の本格的ヘビー級ボクサー西島洋介山こと西島洋介氏は「前回(昨年8月)より明らかに技術が向上し、スピーディーになった」と成長を評価。その上で「ただ、まだ地力が足りない。穴掘りをしたり、斧で木を切り倒したりするトレーニングを積めば、もっとレベルアップできる」と、自身も現役時代に取り組んだトレーニングを推奨し、今後のボクサーとしてのさらなる成長を期待した。