元俳優の高岡蒼佑(40)と遠藤要(39)の参戦が話題を集めた格闘技大会「競拳22」が7日、大阪・堺市産業振興センターで行われ、高岡は〝だんじりヤロー〟こと権藤正一(若極連)に判定勝ちした。昨年6月のデビュー戦では不完全燃焼だった高岡だが、今回はすがすがしい表情で「僕はもう出ないっす」と明言。格闘家としては身を引く意向を示し、今後はジャンルを問わず、プロデューサー的な立場で活動していくという。

 高岡は映画「クローズZERO」のテーマに乗せ、同映画で共演した伊崎右典、央登兄弟(役名は三上兄弟)と入場した。試合には「とにかく落ち着いて行こう」と臨み、飛び込んでくるだんじりヤローにリーチ差を生かしたジャブや前蹴りを浴びせた。KOこそ奪えなかったが、終始圧倒して3―0の判定勝ち。格闘技デビュー2連勝を飾り、「ホッとしています。取りたいと思ったところでダウンも取れた。やり切れました」とすがすがしい表情を見せた。

 前回大会は骨折もあって準備万端といかなかったことや、体力面で不完全燃焼な部分もあったというが、今回は一流格闘家が集うジムでみっちり稽古をこなし「自信も持てたし、稽古通りにできた。気持ちいい勝ち方だった」と充実感をにじませた。

 そうなると、気になるのが今後の高岡の身の振り方だ。試合後、これについて問われると「2回ともメインを張らせてもらって勝てましたけど、大会に出たくても出られない若い子たちもいると思う。日の目を見ない人たちがいるのは役者も格闘家も同じと思った。チームを組んで、そういう子を押し上げていく大会ができたら面白い。なので、僕はもう出ないっす。プロデュースがしたいっす」と目を輝かせた。

 今回、プライベートでトラブルを起こし、俳優業から干されていた遠藤をリング上に導き、表舞台への再チャレンジの機会を与えた。高岡の関係者も「今回もそうだったが、蒼佑はいわばプロデューサー的な立場でこれからも芸能界の垣根を越えて、ドロップアウトしてしまった人間にも、再起の道やきっかけを与える役割を担っている」と話す。

 高岡は大会前、RIZINで活躍する格闘家の皇治と会談の場を持ち、意気投合した。皇治は2月に格闘技大会「NARIAGARI」をプロデュースし、定期的に大会を開く予定で高岡は協力していきたい考えだ。

 さらに、活躍の場は格闘技の世界だけにとどまらない。

 この日、高岡に花束贈呈でリングに上がった、ごぼうの党の奥野卓志代表も「芸能界って何か問題を起こすと、すぐにフェードアウトになっちゃう。でも、高岡さんは、友達にはずっと友達って言い続けるし、おかしいことにはおかしいとちゃんと言う。彼はピュアでまっすぐだし、影響力を持ってほしい。俳優の世界にも返り咲いてほしい」とエールを送った。

 素人格闘技がブームとなっている昨今、一夜漬けのエンタメ試合も多い中で、高岡と遠藤はこの大会に向け、プロ顔負けの練習を重ね、自身を追い込み、リングに立った。その姿には大会主宰の若野康玄氏も「芸を見せてきた人間は違う」と舌を巻いた。

 試合に向けて練習に励む高岡の元には役者の話も舞い込んできたという。

 高岡は「芝居をやってもいいかなと思うこともあった。そっちの方が響く人もいるかもしれない。自分らしく幅広いことができれば。自分から擦り寄って『お願いします。出させてください』と言うことはないけど、自分たちで作ることもできるし、なるようになるかな」と語り、「とにかく〝夢を与える〟のが好きなんです。夢を持ってもらうと、こっちも充実する。そういう方向で考えたいですね」と笑顔を見せた。

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