審査員問題が決着だ。ABCテレビは11日、漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」決勝戦の審査員を発表。かねて審査員卒業を示唆していたオール巨人(71)、上沼恵美子(67)に代わり、山田邦子(62)と博多大吉(51)が加わることになった。
巨人の後釜に座ったのは、17年以来5年ぶり3回目の審査員となる大吉だ。
巨人は数年前から審査員の〝しんどさ〟を吐露。体力面に加え、「理解できない漫才も出てきた」と言い、「そこを分かったような顔をして審査はできない」と引退を決意した。昨年こそABCテレビのプロデューサーに泣きつかれて一肌脱いだものの、今年は「ここまで言うて辞めへんかったら、ウソつきになるしね。困ってはったけどね、ABCさんも」と2度のオファーを固辞した。
そんな巨人の後釜だけに、芸能関係者は「体力面プラス新時代の漫才への理解力も必要となると、ベテランであれば誰でもとはいかない。NHKの朝の顔で老若男女に人気があり、審査員経験者でもある大吉さんは最適でしょうね」。
一方、上沼の後任として初の審査員を務めることになった山田については「ほかの選択肢はほとんどなかったでしょうね」という。
ダウンタウン松本人志とNSC同期で仲も良いハイヒールリンゴの名前もあったというが、「リンゴさんだと『また吉本か』とネガティブに言われるので、吉本もABCもそれだけは避けたい。賞レースでは、見る人に『どうせ忖度だろ』と思われるのが一番困る。だからこそ、歯に衣着せぬ物言いで忖度のない投票ができる上沼さんが必要だったし、それができるのは山田さんくらい。女性芸人で冠番組を持った山田さんが審査員となれば、テレビのメイン視聴者である40代以上への説得力も違います」
落ち着くべきところに落ち着いた人選と言えそうだ。












