サッカーW杯カタール大会で23日、日本代表は1次リーグE組初戦のドイツ戦で激闘の末に2―1で勝利した。悲願のベスト8を目指す戦いに熱視線を注ぐのが、日本代表のものまね芸人たち。「ものまねブルー」の歓喜と悲哀を聞いた。
「しゅ~ご~!」
4大会連続出場のDF長友佑都のものまね芸人・アモーレ!橋本(36)が、森保ジャパンのものまね芸人たちに“緊急招集”をかけた。
フジテレビ系「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」に出演した経歴がある芸人など、橋本を含めて11人が集結。即席で「ものまねブルー」を結成した。森保ジャパンの活躍が自分たちの芸能活動に直結するため、なおさら応援に力が入る。
“至宝”のMF久保建英のものまね芸人・わたなべゆうた(26)は、都内のパーソナルジムでトレーナーもしている。
「ジムのお客さんから『久保君に似てる』と言われ、1か月前からものまねを始めました。お客さんからは『“久保式”のトレーニングはやっぱ違うな』と喜んでもらえます。普通のトレーニングなんですが(苦笑)」
今月中旬に都内の1000円カットで理容師に「久保君ヘアでお願いします」とオーダーしてカットしてもらった。
アジア予選で活躍したMF伊東純也のものまね芸人は2人いる。
伊東不純也(32)はものまね歴3年。
「コロナ禍でものまねを披露する機会が一時、全くなくなりました」
本家は爆発的なスピードで「イナズマ」と呼ばれるが、自身は「足はめちゃくちゃ遅い。学生時代は50メートル9秒台。イナズマじゃなく静電気です」と頭をかく。
もう一人、似東純也は本家とキャリアに共通点がある。伊東は神奈川大サッカー部出身で、似東は同大駅伝部出身。「大学時代のトレーナーが一緒だったんです」と誇らしげだ。
MF鎌田大地のものまねをするのは、がんちゃん(22)。芸人ではなくサッカースクールのコーチが本業だ。
日本代表前主将のMF長谷部誠のサッカースクールでコーチを務めた経験も。その際に長谷部から「確かに似てるね」とお墨付きを得た。
10番を背負うMF南野拓実のものまね芸人・似ない野拓実(31)は、J3宮崎の元FW水永翔馬の実弟。
「兄貴がC大阪の選手とつながってて、南野選手に電話してもらい、南野選手に『ものまねやらせてもらってます!』と伝えたら『頑張ってください!』と言ってくださいました」
ほかにはDF板倉滉=フルカウント千葉(35)、FW浅野拓磨=オオシロ大魔神(31)、FW前田大然=フジモトリョウ(36)、MF長谷部=キャプテン鈴木(39)。
一人だけ、おなかをボテッと出したミョーな芸人がいた。MF原口元気のものまね芸人・原口カラゲンキは本家の落選にショックを受け、現在はシンガー・ソングライターあいみょんのものまね芸人・おじみょん(36)として活動している。
ものまね芸人も大変だ。この11人の中には、Jリーグの名門クラブから出禁を言い渡された者もいる。
橋本は「本家がスタメンで活躍して試合にも勝たないと、ものまね芸人の便乗は厳しいです!」と切実に訴えた。
その期待に応えるように?本家・日本代表はドイツに激勝。ものまね芸人たちもさぞかし喜んでいるだろう。
【集合写真の答え】前列左から似東純也、伊東不純也、似ない野拓実、わたなべゆうた、アモーレ!橋本。後列左からフジモトリョウ、がんちゃん、フルカウント千葉、オオシロ大魔神、キャプテン鈴木、原口カラゲンキ











