シンガー・ソングライターの椎名林檎(43)が〝ヘルプマークそっくり騒動〟に揺れている。最新アルバムの特典グッズのマークが、東京都が管理する「ヘルプマーク」に酷似し、批判が殺到しているのだ。椎名サイドはなぜ、炎上を予想できなかったのか――。
椎名のリミックスアルバム「百薬の長」(11月30日リリース)の限定版を購入すると、特典グッズがもらえる。そのうちの一つのカードケースは赤地に白の十字のマークがほどこされてあるが、これがヘルプマークにそっくり。SNSで疑問視されている。
販売元のユニバーサルミュージックストアは10日、「多くの皆さまから頂きましたご意見を踏まえ、弊社内で協議しております」と対応を検討中と発表。
「それでも椎名さんの所属事務所のDM(ダイレクトメール)には、ヘルプマークを利用する当事者たちから、その気持ちを考えてほしいといった批判が殺到しているそうです」(音楽関係者)
ヘルプマークとは、妊娠初期や義足、内部障がいの人など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要とする人が、バッグなどに着用するマークのこと。2012年から都営地下鉄大江戸線沿線で配布され、17年には全国共通のマークとして認められ、現在は47都道府県で利用されている。
ヘルプマークを管理する東京都福祉保健局は11日、取材に「対応を検討しています」と回答。今後何らかのアクションがあることを匂わせた。
もともと椎名は過激なプロモーションで知られる。14年に発売した、14枚目のシングル「NIPPON」(14年)は、サッカーW杯ブラジル大会のNHKのテーマソングだが、歌詞が特攻隊を思わせるとして賛否を呼んだ。
今回、なぜ炎上を予測できなかったのか? 複数の関係者の話で浮上するのが、時代の読み違えだ。
「椎名さんはクリニック(病院)にシンパシーを感じるのか、過去にもクリニックをモチーフにしたグッズを販売したことがあります」(同)
代表曲の一つが、4枚目のシングル「本能」(1999年)。ナースのコスプレ姿の椎名が、右足でガラスを蹴破るプロモーションビデオが話題になった。同曲後からクリニックへの〝傾倒〟が強くなったとされ、実際に「赤十字マーク」に似たマークをあしらったTシャツなどグッズを販売したことがある。
「2000年になったばかりのころはツイッターなどのSNSは普及しておらず、そっくり騒動は起きませんでした。でも、今はちょっとしたことでも瞬く間に広がり、炎上しかねない。〝クリニック系〟のグッズは過去に炎上しなかった経験もあり、今回の新作でまたプロモーションに利用したと言われています」(前出関係者)
当の椎名はどんな対応をするのだろうか。












