チャールズ国王は近く、ヘンリー王子&メーガン妃の子供たちにそれぞれ「王子」と「王女」の称号を授与することが明らかになった。だが、「殿下」の敬称は与えないことを決定。これに王子夫妻は再び「激怒している」と英紙「サン」が15日、伝えた。

 同紙によると、エリザベス女王が亡くなった後、ヘンリー王子夫妻は、アーチー君(3)、リリベットちゃん(1)の処遇について国王と緊迫した交渉を続けてきたという。「王子」「王女」の称号について国王は、これまでの王室儀礼に従い授与することを認めたが、「殿下」については与えないことを王子夫妻に伝えたという。

 王室儀礼では、チャールズ国王の曽祖父ジャージ5世以来、「国王の孫は自動的に王子・王女の称号が与えられる」としてきた。

 一方、「殿下(HRH)」の敬称は、ヘンリー王子夫妻も2020年3月に王室離脱した際、はく奪された。それにより英国帰国中、十分な警護が付かないことを夫妻は不服とし、警察による警護を求めて英国政府を訴えている。

 ヘンリー王子夫妻は、王国の弟アンドルー王子の2人の娘ベアトリス王女とユージェニー王女が現役王族ではないのに「殿下」の敬称使用を認められているのに対し、自分たちは冷遇されていると反発。女王が死去してからこの1週間、チャールズ国王に対し、2人の子供たちのために称号と敬称の授与を求めて執拗に詰め寄ったという。

 同紙は関係者の話として、「ヘンリーとメーガンが懸念しているのは身辺の安全で、王子・王女にこだわったのは、称号によって王室警護が付く権利がある程度保障されると考えているから」と伝えた。関係者は、称号については国王が認めたものの、「アーチーとリリベットに殿下の敬称を与えなかったことに怒り心頭だ」と明かした。