「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏(46)が17日、ツイッターを更新。この日のレースのため所有する〝1億円フェラーリ〟を急きょ貸し出したことを報告した。

「GTワールドチャレンジ・アジア」の日本ラウンド(鈴鹿)に参戦中の横溝直輝(yogibo racing)が16日のレース中にクラッシュ。体に異常はなかったがマシンはかなりのダメージを受け、17日の出場が絶望的になっていた。横溝はこの日「今日のレース出走が絶望的状況の中、救世主が手を差し伸べてくれそうです。本当に感謝しかありません」と出場へ向けての朗報をツイート。その後、前澤氏が「鈴鹿のGTワールドチャレンジで頑張っているナオキ @NaokiYokomizo に車貸しました。心機一転頑張って」と代車の前で拳を握りしめる横溝の写真とともに投稿した。

 チームからマシン貸し出しの依頼を受けた前澤氏はこれを快諾。チームは16日夜からマシンの配車、チューンナップを行いこの日の決勝に間に合わせた。横溝はツイッターで「突然の無理なお願いを聞いてくださりありがとうございました。男気に胸が熱くなります」と前澤氏に感謝し「決勝頑張ります!」と誓った。

 前澤氏は2019年に「スーパーカーで子どもたちに夢と希望を届け、日本中を盛り上げること」を目的に「MZ SUPERCAR(前澤スーパーカープロジェクト)」を立ち上げ、活動を始めた。このプロジェクトは前澤氏のコレクションをユーチューブで紹介したり、幼稚園・小学校でのスクールキャラバンを行うなど、スーパーカーを活用した様々な体験イベントを企画している。

 前澤氏は同プロジェクトを共に進める横溝の危機を知り、代車貸し出しを決めた。この「フェラーリ 488 GT3 EVO」は前澤氏が2019年9月に購入した〝本物のレーシングカー〟。排気量3902CCのV8エンジン、最高出力800馬力で当時の購入価格は本体価格、オプション、税金など約1億円と紹介していた。