タレントで女優の新藤まなみ(30)の初主演映画「遠くへ、もっと遠くへ」(R―15指定)が13日から公開される。「王様のブランチ」(TBS系)のリポーターとして人気を博し、5か国語を操る才女が“濡れ場”にも初挑戦した意欲作だ。覚悟を持って臨んだ新藤の胸の内を直撃した。
「遠くへ――」は「映画芸術」が選ぶ「2020年日本映画ベスト10」第1位に輝いた「れいこいるか」のいまおかしんじ監督の最新作。新藤は結婚5年目で夫との離婚を考えている小夜子を演じる。離婚後の住まい探しで知り合った不動産屋の男性と、東京から北海道へ旅するロードムービー。主演として少しずつ引かれ合う切ない恋愛模様を演じきった。
初めての人妻役にして、その演技はあまりにもリアルだ。思わず「ご結婚は…」と聞くと、新藤は「私はしてないです! これは言っておかないと!」と笑いながら、「実は自分の両親が離婚してるんですよ。私はママの方にいるんですけど。分からないことは経験している人に聞くのが一番かなって『離婚する前はどうだった?』『どんな感じで離婚を決めた?』と聞いて、それで役に落とし込みましたね」。
16歳からモデルとして活動し、女優としてフジテレビ系ドラマ「ラストシンデレラ」などにも出演。14年から1年間、人気情報番組「王様のブランチ」でリポーターとして人気を博した。
17年に太田希望から現在の芸名に改名。約1年前にグラビア活動を本格スタートさせ、映画初主演で、初の濡れ場への挑戦を決断した。
「日々、どうしよう、できるかなという感じではあったんですけど、現場には覚悟を決めていきました。濡れ場で『にゃー!』と猫をやってと言われた時はどうしようと思ったりもしたんですけど(苦笑い)。でも、私は一番好きな仕事がお芝居。グラビアを覚悟を決めてやったことが今回の映画にもつながっているので、ここに私のすべてを発揮するぞという気持ちで演じました。この作品を女優としてのターニングポイントにしていきたい。何でもやってやるぞ!という気持ちです」
英語・中国語・インドネシア語・ミャンマー語の5か国語を操る。趣味であるポーカーの腕前も確かで、昨年はポーカー最強女子を決める番組で、初代女王にも輝いた。
今後の女優業の展望を聞くと、かつて出演した「ラストシンデレラ」でのある出来事を明かした。
「(主演の)篠原涼子さんが『あなたは絶対、女優をやった方がいいよ』『もっと勉強すれば、ちゃんと女優として活動できると私は思ってるから、頑張れ』と言っていただいて。それからレッスンに通ったりするようになった。また一緒にお仕事ができるように頑張りたいです。ポスト・篠原涼子になりたい!」と力強く言い切った。
☆しんどう・まなみ 1992年7月25日生まれ、東京都出身。主な出演作は「獣電戦隊キョウリュウジャー」(テレビ朝日系)、「ラストシンデレラ」(フジテレビ系)など。












