2006年のW杯ドイツ大会後に29歳で現役を引退した元サッカー日本代表の中田英寿氏(40)が、24日放送の「金曜ロードSHOW! 特別エンターテインメント 人生が二度あれば 運命の選択」(日本テレビ系)で、引退の真相を初告白した。
ブログで引退を発表した中田氏は「引退会見って欧州では見たことがない。ケガ(股関節痛)は治っていたし、肉体的にどうこうというのではない。なんだろうな、その、自分がサッカーをやっていて、好きの部分が楽しめなくて、だったら一旦休んだほうがいいなと考えた。もしかしたら何年後かに戻る可能性はあった」と、復帰の可能性を残しての引退だったことを明かした。
中田氏は芥川賞作家でお笑いコンビ「ピース」又吉直樹(36)の「人生が二度あって、もしあの時に戻れるとしたら」との問いに「自分の生き方を考えたら、自分が自分を尊重してあげたい。29歳になってサッカーじゃない。引退は変わらない。勇気じゃなくて覚悟。何にでも責任を持つからこそ自由になる。その分、より楽しめる」と回答。自分の選択が間違っていなかったことを明かした。
中田氏の引退をめぐっては、周囲との不仲説などが流れていたが「別に仲悪くないから。人が好きだし、しゃべるのが好き。場を盛り上げるのも好きだから」と否定。アトランタ五輪でブラジル代表を撃破し“マイアミの奇跡”を起こした日本代表の盟友・前園真聖(43)が「仲が悪いとか確執で引退することはないし、ケガで引退もないと思う」と語っていた通りだった。
中田氏は学生時代から読書家で、会計士になりたいなどと語っており「人生の中にはサッカー以外のこともたくさんある。それがすべてではない」と口にしていた。
現役時代、米ニューヨークに商業用ビルを購入するなど実業家としての顔ものぞかせ、引退後は2年間で世界100か国150都市を旅して見聞を広めた。功績が認められ、2007年には日本人初のFIFA親善大使に選ばれている。
中田氏は「昔からいろんなことに興味があって、スポーツをやっていると○○バカといわれるのが嫌だった。スポーツも勉強もできる嫌なやつになりたかった」とコメント。いまだに現役時代の体形を維持する秘訣については「僕の前には三浦知良(J2横浜FC)という人間が50歳で前を走っている。それを見たら頑張らなきゃという気になる。体形は崩そうと思わなければ崩れない」と説明し、キングカズの影響があったことを明かした。
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