元東京地検特捜部副部長の若狭勝が25日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、山口県阿武町の4630万円誤送金問題で、同町が約9割を法的に確保したことに言及した。
番組ではFNNの取材で、田口翔容疑者(24)が4月8日の誤送金後、同21日に町職員との会話記録を報道。それによると同容疑者は「(先月14日)副町長来ました。急に会社来て『今から銀行連れて行っていいですか』ってやっぱりおかしいじゃないですか。(職場に来るという)そういうものも余計僕からしたら、火がつくものなんですよ」と話したという。
さらに4月21日に同容疑者は同じく町職員に対し「もう許せなかったんですよ。〝打撃を与えてやろう〟と思った部分も正直ありました」と語っていたという。
若狭氏は「町に誤送金というミスがあったのは確かなんですが(田口翔)容疑者が必要以上に町の対応を非難している。大事なのは時期の問題だと思う。4月14日の時点というのはすでにお金を動かした後の話なんで、そこで町に打撃を与えてやろうとかということを言っても説得力がない。仮に裁判になったとしても、町の対応が悪かったということで被告人の有利な形になるというような録音ではないと思う」と分析した。
誤振り込みの約90%に当たる4299万円をカジノサイトの決裁代行業者3社が20日に返還したことについて若狭氏は「警察の捜査が入り、個客名簿などを差し押さえられることを恐れたのでは。金を持ち続けると罪に問われてしまうため、返還したのでは」とみている。












