【中村舞インタビュー後編】瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」が、3月に結成から5周年の節目を迎えた。最新シングル「花は誰のもの?」で初めてセンターを務める中村舞(23)は、感謝の気持ちを持って地元・愛媛やグループのPRに熱意を燃やす。自身のニックネーム「舞Q」に重ね合わせ「イッテQに出演して過酷な企画にアピールしたい! 体を張りたい!」と夢を掲げた。

 ――中村さんは愛媛県出身で、グループ内ユニット「勝手に!四国観光大使」としてツアーやPR活動をしている

 中村 昨年は愛媛県で番組(テレビ愛媛「ビビサタ」)にレギュラー出演させていただいて。愛媛に行く機会も増えて、地元の知らなかった場所や良さを再発見できた。「愛媛、めっちゃいいところや!」と改めて思ったし、STU48に入ったことで、より地元への愛も深まりました。

 ――地元からの応援を感じるエピソードも

 中村 私の実家はめちゃくちゃ田舎で、本当に人が少ない町なんですけど、私はのほほんとした感じなので、全身パジャマ姿で外を歩いていたんですよ(笑い)。そうしたら、おばあちゃんに「あんた、テレビに出てる子よね」「STUの子やね」と声をかけられて、うれしかったけど、ちゃんとした格好をしとけばよかった(苦笑)。でも、パジャマ姿でも、地元の方に知ってもらえてうれしかったです!

 ――センターとして引っ張る立場

 中村 グループの顔でもありますし、その〝入り口〟のような存在になりたいという思いは強いです。気になった方がコンサートに来てくださったり、グループのことを知ってもらえたら。STU48は選抜じゃない子もみんな、めっちゃ個性が強くて「なんだこりゃ! 魅力たっぷりだ!」って子たちばかり。私をきっかけに知ってもらえてSTU48は最高!ってなってくれたらうれしい。

 ――中村さんはどんな分野でアピールしたい?

 中村 ちょっとキツくてもいいので、体を張りたい(笑い)。私は「舞Q」なので、「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)に出ることが密かな私の夢です! 虎に追いかけられたりするのを見て。〝瀬戸内の果てまでイッテQ〟の覚悟で、過酷な企画でアピールしたいです!

 ――すごいヤル気だ

 中村 私を見て、「生きる勇気が沸いてきたよ」と言ってもらえるような人間になりたい。あとは地元でたくさんレギュラー番組を持たせていただいたり、地元のCMにも出る野望もあります! たくさん恩返しをできたら、と思います。

(インタビュー・佐藤愛生)

 ◆中村にインタビューを行ったのは4月。5月3日に開催する予定だった5周年コンサート(広島グリーンアリーナ)への決意も聞いていたが、複数メンバーの新型コロナウイルス感染が明らかになり、同1日に中止が発表された。メンバーの落胆は想像に難くないが、5周年コンサートは再度日程などを調整し、開催に向けて前向きに検討するとしている。

 ☆なかむら・まい 1999年4月4日、愛媛県生まれ。2018年1月に「ドラフト3期生」として加入。2ndシングル「風を待つ」(19年2月)で初選抜入りし、以後のシングルはすべて選抜入り。最新シングル「花は誰のもの?」で、初めてセンターに抜てきされた。ニックネームは舞Q、クエスチョン。特技はクラシックバレエ。