ボートレース宮島のルーキーシリーズ第4戦「第7回スカパー!JLC杯」は4日、予選2日目が終了。序盤戦を引っ張ったのは4戦オール2連対の馬場剛(29=東京)。木村仁紀(29=滋賀)、船越健吾(29=香川)と地元の新田洋一(28=広島)、宗行治哉(24=広島)もオール3連対と順調な航跡を描くが、2日目まで1回もレースに参加できていないのが原田才一郎(25=福岡)だ。
発端は初日10Rの展示航走中。スタート展示から周回展示に移る際に原田がエンストしたため、いったん全艇をピットに帰し、原田を欠場(選手責任外)扱いにして再展示とレースを行った。原田は原因と思われる電気とキャブを交換し、2日目に備えたのだが…。
2日目も前半4R、そして後半10Rともにモーター不調により欠場(選手責任外)。「スローでエンストする」という症状が解決できなかったのだ。そこで下された決断が〝モーター交換〟。ボート交換は日常茶飯事だが、モーター交換となると数十年に1度クラスの超レアケースである。
新モーターに替わったため、2日目に改めてスタート練習とタイム測定を行った原田は、3日目にしていよいよ初陣を迎えるわけだが、今節2度目の抽選で引いた31号機は、ここ3節の出足が◎。前節の藤岡俊介(38=兵庫)も優出2着と奮闘した。
「村松(栄太・25=広島)君と足併せをしたら、少しのぞきました。(新エンジンの前検のため)さすがに重さはあったけど、いいエンジンだと思います」と動きには及第点をつけた。
2日目までの3走は欠場、欠場、欠場でいまだ獲得ポイントはゼロ。ただし、残る予選2日間で得点増しレースを含め4連勝すれば準優進出も夢ではない。モーター交換という珍事の目撃者になると同時に、原田の奇跡を応援したい。












