神田沙也加さんの急死をめぐってタレントの小島みゆ(28)が誹謗中傷を受けており、波紋を広げている。悪質なネット民の矛先は仕事先にも波及。小島が出演した映画の配給側に「上映やめろ!」などとDM(ダイレクトメール)が送りつけられていることが明らかになった。
神田さんは生前、俳優の前山剛久と交際していた。昨年12月に急死した後、「週刊文春」で前山が「神田さんと整理つけるのに、バタバタしてた」などと「アイドルA子」に送ったLINEのメッセージが報じられた。ネット民はリサーチを重ねて「A子」を小島と〝特定〟。それ以降、小島はSNS上で非難されていた。
たまりかねた小島の事務所は26日、声明を発表。小島が前山と交際していたことを認めた上で昨年9月に前山からの申し出で破局したこと、LINEのメッセージは誤解を招く表現のところが抜粋されたこと、小島が精神的に疲弊していることなどを明かした。
小島本人も翌27日、ツイッターで声明を発表。騒動を謝罪し、「私以外の方への誹謗中傷はどうかご配慮いただけますと幸いです」とした。
だが、本人の呼びかけは届かず、「私以外の方」が悪質なネット民からターゲットにされた。「一部のネット民が小島さんのSNSをチェックして、出演するテレビ番組やネット番組、イベントなどを調べ上げ、そこを〝攻撃〟しています。関係各所はピリピリしています」(関係者)
ターゲットにされた一つが、小島が出演したホラー映画「真・事故物件 本当に怖い住民たち」(2月18日公開)。小島は準主役で、昨年夏に千葉で撮影を終えていた。
複数の関係者によれば、同映画の配給側に「上映やめろ!」などとDMが送りつけられている。
配給側に聞いたところ、「回答は控えさせていただきます」とピリピリモードをうかがわせた。
騒動が終息するにはまだ時間が掛かりそうだ。