23日放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の第39話で、三世代ヒロインの2代目が主役の「るい編」がスタート。これまでの「安子編」で幸せ薄そうな役柄だった女中の雪衣(岡田結実)の変貌も注目された。

 第38話でお披露目された深津絵里バージョンの「るい」が、この日からドラマの中心に。るいが暮らしてきた亡父の実家では叔父の勇(村上虹郎)が当主となり、何と女中だった雪衣がお茶の間で朝ドラに見入っていた。1961年から放送された連続テレビ小説第1作の「娘と私」で、タイトルは「カムカム」安子編後半のテーマを示唆する。

 安子編での雪衣は勇に思いを寄せるも、相手は安子にプロポーズして断られる。負傷した勇にうっとうしがられながらも介抱するうち、相思相愛ではない2人が一夜をともにしてしまったことをうかがわせる場面もあった。

 るい編では安子編ラストから時間が10年ほどワープ。かつてはるいの世話までしていた雪衣は一転、稔の妻となり、子をもうけた様子。父の葬式の日、「のんきにテレビ…」と言う稔に、雪衣は落ち着き払って「今日が最終回なんです」。

 雪衣は幸せをつかんだのか。SNSでは「したたかすぎる」「逆転ホームラン」など、好悪の印象を発するツイートが発せられた。「岡田さんは良い役もらった」と女優として幅を広げたとの見方もあった。
 
 ちなみに「娘と私」の最終回は62年3月30日。「カムカム」は25年の安子誕生から100年にわたるファミリーストーリーで、既に37年が経過したことになる。