伊東競輪のGⅢ「開設71周年記念」(椿賞争奪戦)は17日、2日目を行う。2日目のメンバー発表後、目を丸くしていたのは木暮安由(36=群馬)。
二次予選12Rのメンバーを眺めると新田祐大(35=福島)の番手に誰が行くのか、という構成だった。場所は伊東競輪場。南関の選手なのか…という雰囲気もあったが、木暮が選ばれている形だった。「驚き桃の木、っていうヤツですね。ハハハ」。笑いつつも、緊張感を漂わせながら、この番組の意味をかみしめた。
初日の特選12Rは、考えた末に南関の3番手に決めた。これからの自分の立ち位置がどうなるか、どうしたいのかをアピールする場面だった。追い込みとしてのスタイルを強調したレースは、成田和也(42=福島)の締め込みで乱戦へ…。
「危なかった。単独で審議になっちゃったし、セーフで良かった~」
存在感を示すことはできなかったが、コメントの時点での存在感はあった。
新田にあいさつを終えると「選手が生きるも死ぬも番組次第。それを生かすか殺すか、大事なのは自分」。抜てきされたことに興奮しつつ、その責任を感じていた。
「(11月の)競輪祭の一次予選の2走目でワンツー。今回も新田=木暮で決められるように」
新たな歴史を刻み始めている木暮の走りから目が離せない。












