元「ZOO」のパフォーマーKAZU(50)、MARK(49)、HISAMI(44)の3人が日米ハーフ歌姫のStephanie(ステファニー=27)をボーカルに迎えて結成したダンス&ボーカルユニット「Runningman Tokyo」が11日、2ndシングル「ログアウト」を配信リリースした。「Choo Choo TRAIN」のヒット曲で知られる「ZOO」は、ダンスムーブメントの先駆者的存在。当時の秘話や今のユニットにかける思いを本紙に激白した。

 ――1月のデビューシングル「BECAUSE」に続き「ログアウト」も作曲を中西圭三氏(50)が担当した


 MARK:「Choo Choo TRAIN」も中西さんが作曲。それから今日までの付き合いですね。


 Stephanie:今はネット社会で、音楽なども家にこもりっきりで「新しいものを探しに行く感覚がないな」って。生活していてもケータイやネットばかりになるんじゃなく「もっと楽しい場所に飛び出していこう」という、リアリティーに触れる旅への誘いがテーマになってます。


 ――KAZUさん、MARKさん、HISAMIさんはかつて「ZOO」のパフォーマーだった


 KAZU:「ZOO」が解散して20年近くたつけど、今でもそれぞれ第一線で走り続けている。ユニット名の通り“Runningman”。また一緒にこうして仕事できることがうれしくて。


 HISAMI:踊ることは自分が一番好きなことでもある。若い人だけじゃなくいろんな世代の人が踊ることを私を通じて見てもらう意味でも、自分が何かできればいいなと思ってやってます。


 Stephanie:プロフェッショナルな方ばかり。こうして違ったスタイルで一つのことに向かっていくのは素晴らしいことだと思います。


 ――新たに音楽やダンスを発信することに「ZOO」のファンも喜んでいる


 MARK:(「EXILE」の)HIROが頑張ってますからね。でもHIROもパフォーマーとしては引退した。HIROよりも年上の僕らが、また世に出てくるのも面白いんじゃないかな?「ダンスは年齢じゃない」と、もう少しハートの部分を演出できたらいいなと思ってます。


 ――「ZOO」といえば“ダンスグループの先駆者”と呼ばれている


 MARK:当時はアメリカナイズされた文化がいち早く日本に入ってきて、僕たちはメディアに伝えるという役割。米国文化をそのまま持ってくるところはあったけど、今はインターナショナルにどの人種もダンスのレベルが上がってきている。ストリートダンスの土台は米国ですけど、それぞれ独自の工夫になってますよね。


 KAZU:ダンスの世界大会では日本人のチャンピオンがたくさん出てる。ストリートダンスの枠組みでは、今は日本が一番シーン的に大きいと思う。米国で生まれたけど、日本で育てられているような文化になっている。だからそれぞれの世界観が大事になって、僕たちもこのメンバーで出せる世界観を大事に表現していきたい。


 ――当時の「ZOO」はどんなグループだった


 KAZU:夜の六本木のクラブとかで遊んでるお兄ちゃんたちが集まったグループなんで、当時は収拾がつかなかったんですよ(笑い)。もうどうしようもないヤツがよくまとまった…。いや、まとまっていない中でやってたかな。


 MARK:恵まれていたのは、かしこまらず自由にできたことかな。鉄拳制裁もあったり(笑い)。まさに「ZOO」、“動物園”だったよね。