ボートレース桐生のGⅡ「第6回レディースオールスター」は24日、予選3日目が終了。25日は予選最終日となり、準優勝戦に出場するベスト18が決定する。

 3日目を終えて4戦4勝の田口節子が得点率トップ。「足は節一ですね。全体にいいです」と節一宣言も飛び出し、このまま独走で優勝しそうなムードも漂う。

 しかし、ライバルも黙っているわけにはいかない。中でも3日目連勝と急上昇した中村桃佳(29=香川)だ。3日目は前半2Rを3コースから、後半8Rを2コースからともに差し切って連勝ゴールを決めた。

「足は日に日に良くなっていて、回ってからのつながりがいいですね。伸びはいい人がいるので、普通だと思います。(2日目は)土屋さんの方が良かったし、その土屋さんが『田口さんの方がもっと出ている』と言っていましたから。でも、伸びは求めず、この特徴を重視していきます」と、相棒56号機の仕上がりも順調。調整の方向性も定まっている。

 レディースオールスターは2018年3月びわこで制しているゲンのいい大会。また当地は2017年6月の男女W優勝戦、2018年6月のヴィーナスシリーズと2回優勝。本人は「そうでしたっけ。全然、覚えていないです」とドル箱水面という自覚はないようだが、ここまでの走りでしっかり相性の良さを証明している。

 予選ラストの4日目11Rは高田、田口、西橋と上位陣が並ぶ大激戦だが、勝てば準優1号艇も狙え、その先の優勝戦にもつながる。「4号艇なので、スタートに集中していきます」とセンターからの一撃に期待だ。