9日放送のCBC「ゴゴスマ~GOGO!Smile~」で元衆議院議員で政治評論家の金子恵美氏(44)が参議院議員の蓮舫氏の批判への反論の真意を語った。

 金子氏は日本テレビ「ウェークアップ」で自身が議員時代、選挙ボランティアの中に旧統一教会関係の人間がいたことを明かし「運動員レベルでは一人ひとりの身体検査は余裕も余力もない」と発言。

 これについて蓮舫議員は7日のツイッターで「公選法違反に問われないためにもボランティアの方々の管理は当然行います。選挙に勝つために誰にでも手伝ってもらう、との論はやめた方がいい」と批判した。

 この批判に対し金子氏は8日のブログで「選挙の実態をご存知の方であれば、ご厚意でボランティアスタッフの役を買って出てくださっている方々のお一人お一人に対して詳細な身元確認をするのは極めて難しいものだということはご存知でしょう。それをご自身は管理されているということなのですから、大変素晴らしいことだと思います」と皮肉を交えて反論。

 さらに「立憲民主党は労働組合から熱烈な支援を受けていらっしゃるのは周知のとおりですが、彼らがスタッフとして職務中に派遣されているのは選挙違反にあたるのですが、お一人お一人が有給休暇を取得してきているか、欠勤をして手伝いにきているのか、その申請を全て確認しているのでしょう」「証明書か何かを出されて確認しているのでしょうか。頭が下がります。そこまで細かいオペレーションで運用されているのであれば、安心ですね。ここまでしっかりとした管理体制があるのでしたら『ご自身の国籍』についてもしっかり管理されているのでしょうから、改めてご説明されてみてはいかがでしょうか」などとつづった。

 SNS上では「金子vs蓮舫のバトル」と盛り上がっているが、金子氏は「同じ土俵に立つつもりはないですが、立憲民主党さんがそこまでチェックできるのあれば、それは国のためになる」と持論を展開。さらに「これを機会にボランティアを頼む選挙のシステムを変えるべきだと思う」と持論を展開した。