「ダウンタウン」の松本人志(58)が24日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演した。

 番組では、31日に投開票日を迎える衆議院議員選挙を取り上げ、「若者の選挙離れ」がクローズアップされた。

 俳優の小栗旬、菅田将暉、女優の二階堂ふみらが参加した若者に投票を呼びかける動画プロジェクトが紹介され、松本は「素晴らしいこと」と評価しつつも「補足したいのはある程度勉強してから(選挙に)行ってくれ、と。軽い感じで行かれても、良くないと思う。今回だけじゃなくて、今回から行こうともっと訴えかけてほしい。5年、10年はかかると思う。なんとなくだけじゃどんどんおかしな方向になるかも」と持論を展開した。

 話題は芸能人の政治的主張にも及んだが、「宗教と政治の話はタブーみたいなところがある」と松本。これに出演したキャスターの安藤優子は「ハリウッドスターも、民主党系とか共和党系がハッキリと分かれている」と日本とアメリカとの違いを明かした。

 松本は政治的な主張をする芸能人第一号に「東野がなってほしい」と、ワイドナショーでMCを務める東野幸治を、選挙特番の司会に起用することを提案。東野は「(出演者に)『どうですか?』と言いながら、ちょいちょい自分の意見を刷り込んでいくの、嫌な司会者でしょ?」と話すと、松本は「自分の考えを言うっていうの、今はラサールさんの方がやってるからね」と、ツイッターなどで政治的意見をするラサール石井(66)を評価した。