鈴木紗理奈も激怒!愛知〝密フェス〟でクラスター発生 主催者は夜逃げ、連絡つかず

2021年09月08日 05時15分

Zeebraはすぐに謝罪したが…(東スポWeb)

 感染の〝波〟が起きた――。緊急事態宣言下で新型コロナウイルス対策もテキトーなまま8000人超を動員した愛知・常滑市の〝密フェス〟で、観客14人の感染が7日、確認された。ついにクラスター(感染者集団)が発生する事態に発展。主催者はすでに自社サイトを閉鎖するなど、〝逃亡〟を続けている。

 危惧されていた最悪の事態が起きた。

 ラッパーのZeebra(50)らが出演したヒップホップ・R&B野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」(8月29日、愛知県常滑市)には、観客8000人超が集結。そのうち14人に感染が確認され、愛知県は7日にクラスターに認定した。県関係者によると、14人は10~20代で軽症か無症状だが、感染者はさらに増える可能性が高い。

 同フェスでは主催者が酒類を提供し、一部の観客はマスクをつけなかったり密集したりしたことが明るみに出て、大炎上。先月30日に同県の大村秀章知事が「極めて遺憾」と問題視した。

 政府も事実関係の究明に乗り出し、最大3000万円の補助金交付を取り消す方針を決定。会場での感染対策が不十分だったと確認し、7日付で通知文書を送った。

 こうなることを見越してなのか、同フェス主催のイベント会社「オフィスキーフ」(名古屋市)はすでに〝逃亡〟。同フェスの公式サイトは謝罪声明(3日付)を掲載して現在も閲覧できるが、同社の公式サイトは閉鎖され、電話もつながらない状態になっている。

 同社に対しては、8000人規模の野外フェスを開催するにはスタッフが足りていなかったと指摘されている。

「『日本最大級のヒップホップ・R&B野外フェス』を盛大にうたっていましたが、資本金50万円ほどの小さな会社です。Zeebraさんの所属事務所が開催を支援していたものの、人手不足だったと思われます」(音楽関係者)

 また、同社は新型コロナ対策の事業も展開していたから驚かされる。具体的には、新型コロナウイルス感染症対策用の光触媒コーティング事業を行っていたという。

「昨年夏ごろから新事業として始めたようです。にもかかわらず、クラスターまで発生してしまっては目も当てられません」とは前出音楽関係者。

 他にも完全個室レストランの企画・広告コンサルティングや、ソファのレンタルストア事業なども手掛けていた。

 芸能界でも、同フェスに対する反発は広がるばかりだ。代表格は、タレントでレゲエ歌手としては「MUNEHIRO」名義で活動する鈴木紗理奈(44)で、7日放送のTBS系「ゴゴスマ」で言及。同フェスについて「この件でみんな迷惑がかかっていると思います」と批判した。

 自身は「渋谷レゲエ祭り 2021」(18日、東京・江東区)に出演予定。主催者と開催方法について緊密に連絡を取り合っていると明かし、観客数を2000人から700人に減らすと説明。「(音楽フェスは)クラスターを起こさずにできることを証明したい」と力強く誓った。

 コロナ禍で、開催と中止に揺れてきた音楽フェス業界だが、今回の件を受け、今後はより感染対策を徹底させることを求められる。

「音楽イベント開催を諦めるアーティストも増える」(前同)と危惧する声が出るのも仕方ないのかもしれない。

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