霜降り・粗品の「土石流失言」で〝土8〟への出世ストップ

2021年07月19日 05時15分

霜降り明星・粗品
霜降り明星・粗品

 土石流発言で〝土8〟への出世もNGか――。お笑い第7世代の霜降り明星・粗品(28)らがレギュラー出演するフジテレビ系バラエティー番組「新しいカギ」(金曜午後8時~)が、10月から土曜午後8時枠への移動で調整されていることが分かった。かつて「めちゃ×2イケてるッ!」などが放送された〝お笑いの看板枠〟への昇格になるはずだったが、粗品の失言で雲行きが怪しくなったという。

 失言が飛び出したのは、9日深夜放送のニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン」だった。別番組で共演する静岡朝日テレビの宮﨑玲衣アナウンサーが雨女だという話題になり、粗品は「熱海が終わった。雨で、宮﨑アナのせいで」と指摘。3日に静岡・熱海市で発生した大規模土石流を引用したブラックジョークのつもりだったようだが、死者・避難者が出た自然災害だけに不用意だった。粗品は番組中に陳謝。それでもSNS上は大炎上した。

 ニッポン放送の檜原麻希社長は14日、オンライン会見で遺憾の意を表明。粗品が同番組プロデューサーから厳重注意されたことを明かした。

 所属の吉本興業イチ押しの芸人が起こした舌禍はまだ収まらない。粗品の〝出世〟にストップがかけられたというのだ。

 レギュラー出演する「新しいカギ」は、今年4月から金曜午後8時枠でスタートした。コント中心の番組で、共演は相方のせいや、チョコレートプラネット、ハナコ。「10月から〝土8〟への移動で調整していたようです。〝土8〟はフジにとってお笑いの看板枠。放送開始からわずか半年の移動は栄転といえます」(関係者)

〝土8〟では1981~89年に「オレたちひょうきん族」が放送され社会現象になった。96~2018年にはナインティナインらの「めちゃイケ」が人気を博した。

 同番組の後は現在、タレントの東野幸治らの「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」が放送されているが、定着していない。

「『ドッキリGP』を終了させて『新しいカギ』を編成する案が出ました。空いた金曜午後8時枠には別の芸人の番組が浮上したんです」(前同)

 だが、まさに口は災いのもとだ。

「粗品さんの失言で、ペンディング(保留)になったようです。そもそも『新しいカギ』は個人視聴率が4%前後で苦しい。〝土8〟への移動は賭けで、移動に併せて内容をリニューアルする考えだったようです」(同)

 粗品はブレークした勢いそのままに突っ走ってきた。

 18年に霜降り明星として「M―1グランプリ」、翌19年にピンとして「R―1グランプリ」でそれぞれ優勝。若い世代に圧倒的に支持されている。現在、ピン、コンビのテレビ、ラジオのレギュラーを合わせると優に10本を超える。

 今回の舌禍は、本人にとって大事になった初のスキャンダルだ。失言直前の6日発売「週刊女性」では、粗品が5月放送の「新しいカギ」スペシャルの撮影中、スタッフに激怒して収録が3時間遅れたと報じられてもいた。

 このままイメージはどんどん落ちていくのか、それとも名誉挽回できるか――。

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