「PPAP全面禁止」が21日、ツイッターの日本でのトレンド1位になり、歌手のピコ太郎にまさかの〝風評被害〟だ。
今回の「PPAP」とは、暗号化ZIPファイルをメールで送付した後に別のメールでパスワードを追送する手順のこと。
平井卓也デジタル改革担当大臣が昨年11月の記者会見で、これを廃止することを発表し、各企業は脱PPAPの機運で盛り上がっている。
ところが、この日、日立製作所も2021年度からPPAPを廃止することが一部で報じられると、ピコ太郎の「『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)が禁止になった」と勘違いしたネットユーザーが続出。またたく間にツイッターのトレンド1位になった。
芸能関係者は「それだけPPAPと聞けば、ピコ太郎を連想するということ。メールの方のPPAPの浸透がもっと必要ということです」と指摘した。