三浦春馬さん 四十九日に所属事務所が亡くなった当日の経緯を説明

2020年09月04日 15時27分

三浦春馬さん

 7月18日に死去した俳優・三浦春馬さん(享年30)の四十九日となる4日、所属事務所が当日の経緯を発表した。

 説明では「午後から予定されていた仕事に向かうため、約束の時間に担当マネージャーが自宅へ迎えに行きましたが、メール・電話等に返事がなかったので、部屋へ向かいました。インターフォンを鳴らしましたが応答がなかったため、管理会社の方に連絡し、部屋の鍵を開けていただき入室したところ、すでに意識のない状態でした。応急手当をするとともに、すぐに警察と救急に連絡を入れ、病院に搬送されましたが、懸命な救命処置も及ばず14時10分に永眠いたしました」という。

 その後「警察による現場及び時間経過の検証の結果、事件性は確認されず、検視の結果から死因は自死であるとの報告を受けました。一部報道で『撮影現場に本人が現れないため、マネージャーが不審に思い自宅に確認に行った』と報じられておりますが、仕事の際にはマネージャーが送迎しておりますので、そのような事実はございません」と明かした。

 また、遺書の存在については「警察の現場検証の結果、本人が日頃から役作りなど様々な思いを綴ったノートは自宅から発見されましたが、遺書はありませんでした」と報告。「そのノートにも、自死の動機や原因と直接結びつくような内容はなく、また、ファンの皆さま、スタッフ、アーティスト仲間などへ遺した文章や、遺書なども結果として見つかっておりません」という。

 仕事の進め方に関しては「出演のオファーをいただいた時点で、スケジュール、作品の持つ意味合い、そして本人の思いなども含めて、その都度、本人と担当マネージャーとの間で丁寧に話し合いながら進めて参りました」として、一部報道の「留学を中止して帰国するようにマネージャーが指示した」といった事実はないと否定した。

 その上で、遺族や友人のプライベートを詮索するような記事、そのための過剰な取材行為、自社所属アーティスト及びマネージャー等に対するネット上での〝誹謗中傷〟を控えるように呼びかけている。

 三浦さんの作品で未公開のものに関しては、放送、公開に向けて調整中。ファンの問い合わせの多かったブロードウェーミュージカル「キンキーブーツ」は、権利の問題で全編映像化はかなわなかったものの、15分程度の特別映像を後日アップすることになった。

 また、完売していた「キンキーブーツ」サントラCDに関しては、再プレスを行い、ネット通販で購入できる状況が整ったという。

 今後、三浦春馬基金(仮称)を年内に立ち上げる予定。三浦さんに関する所属事務所のすべての利益は、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通じて、ラオ・フレンズ小児病院(ラオス)など、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てられる。

 また、三浦さんの「お別れの会」は、年内の実施を予定しているという。