打ち切り「やべっちF.C.」の後継番組が華丸・大吉らのバラエティー「かみひとえ」に内定

2020年08月12日 06時15分

ナインティナイン・矢部浩之

 本紙が打ち切りを伝えた、「ナインティナイン」矢部浩之(48)が司会を務めるテレビ朝日系のサッカー番組「やべっちF.C.」(日曜午後11時55分)の後継番組が、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」らが出演するバラエティー番組「かみひとえ」に内定したとの情報をキャッチした。7月1日発行の本紙スクープで同番組の8月終了が明らかになった後、番組存続を願う〝署名活動〟まで行われたが、かなわなかった。

 本紙が既報した通り18年続いた「やべっちF.C.」が終了することが分かった。その引き金になったのは今年、猛威を振るう新型コロナウイルス感染拡大の影響だという。

 テレ朝局内では近年、マンネリ化していた「やべっちF.C.」に打ち切りの〝イエローカード〟が出ており、存続させるかどうか議論されていた。ただ東京五輪にはもちろん、サッカーも競技に組み込まれている(男子は23歳以下)。そのため「やべっちF.C.」も、東京五輪までは存続される予定だったが、コロナ禍で五輪自体が来夏に延期されたことで、〝ここが潮時〟と判断されたという。

 本紙が7月1日発行の紙面で〝8月終了〟と報道すると、他のスポーツ紙や週刊誌が追随して伝え、サッカーファンやネットユーザーは仰天した。さらにサッカー界からも驚きの声が上がった。元北朝鮮代表FW鄭大世(J1清水)は同日、ツイッターで「やべっちFCを続けて欲しいと思うひとRT」(原文ママ)などと投稿し、〝署名運動〟を始めた。これが反響を呼び、現時点で4・3万件のリツイートと3・2万件の「いいね」がつくなど、盛り上がりを見せている。

 2004年のアテネ五輪、10年の南アフリカW杯に出場した元日本代表DF闘莉王氏も7月13日、インスタグラムで「これからもずっとサッカー界を盛り上げてくれると信じています!」と、「やべっちF.C.」存続を願う投稿をした。

 当の矢部は、本紙の番組終了報道を受けた直後、「やべっちF.C.」の7月5日放送分で、「おじいちゃんになるまで盛り上げたいと思います」と笑顔を見せたが、終了報道には言及しなかった。

 テレ朝も現時点で正式に発表していないが、同番組の終了は間違いない。テレ朝のバラエティー番組の改編は、いまのところ4本が明らかになっている。その一つが、お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭とテレ朝の弘中綾香アナウンサーが出演する「激レアさんを連れてきた。」だ。現在は、土曜午後10時10分から1時間の放送だが、10月からは月曜午後11時15分からの1時間番組に枠が移動する。

 この「激レアさんを連れてきた。」が移動する月曜午後11時15分の枠で現在、放送されているのが、華丸・大吉、ココリコ、弘中アナが出演する「かみひとえ」なのだが、この番組が「やべっちF.C.」の後を継ぎ、日曜午後11時55分の枠にに移動することで内定しているという。

 テレビ局関係者は「東京五輪の1年延期が決まった今年3月からほどなくして、『やべっちF.C.』の終了は決まったそうです。後継番組にはアニメを持ってくるプランも浮上していたけど、深夜のバラエティーを強化したい上層部の意向で『かみひとえ』が横滑りしてくることに落ち着いたようだ」と明かした。

 SNSなどを使って、存続を願う署名運動まで行われた「やべっちF.C.」だったが、終了のホイッスルが鳴る瞬間が少しずつ近づいてきたようだ。