東京除外「Go To トラベル」の抜け穴 夏休みは新横浜駅が混雑する?

2020年07月18日 11時30分

 政府が観光支援事業「Go To トラベル」(22日開始)から東京発着の旅行を除外する考えを正式に表明したことを受け、利用する予定だった旅行者の間に17日、「楽しもうと思ったのに…」と落胆の声が漏れた。観光関連の業界には戸惑いも広がる。

 ある航空会社の客室乗務員は「5月末に『Go To キャンペーン』が報道されだして、それをアテにした旅行好きの方たちが7月前半までのチケットをキャンセルしたので、7月前半の飛行機には欠航も目立っていました。そのような方たちは、7月22日以降のチケットを取り直したのに、今度は東京除外で、また、キャンセル? こっちも振り回されてばかりですよ」と語る。

 都民としては夏休みの旅行をあきらめるしかないだろう。しかし、旅行好きの間では“抜け穴”が話し合われている。

 旅行代理店関係者は「発着駅を東京都に隣接する他県に変えたら使えるということでしょう。新幹線なら神奈川県の新横浜、埼玉県の大宮などを発着にしたら問題ないでしょう。宿帳には、都内でない親戚や友人の住所でも記載すれば大丈夫でしょう。抜け穴だらけですよ」と語る。

 神奈川県は独自アラートを出しているが、不要な外出の自粛というだけで強制力はないので、今後、新横浜駅が混む可能性がある。

 在来線で新横浜から渋谷には30分程度で出ることができるので、都心から羽田空港に出るのとさほど変わらないアクセスだ。

「東京除外となって『あーあ、旅行はやめとくか』とあきらめる都民や、抜け穴を実行するのは後ろめたいと考える都民の旅行は減るかもしれません。でも、除外になっても、『キャンセル料を払いたくないから、補助なしでのチケット代と宿代で旅行する。夏休みなんだから』と考えている人や、『新横浜から行けばいいじゃん』と考える人もいるでしょうね」と同関係者は指摘している。