橋下徹氏がダム建設の是非に言及「NOと言うだけで済むのは無責任なインテリと運動体」

2020年07月09日 14時35分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)がダム建設の是非について、9日、ツイッターで言及した。

 現在、全国的な豪雨による水害で改めて、ダム建設の是非が注目されている。そんな中、橋下氏は大阪府で建設を予定していた槙尾川ダムを2011年に中止したことに触れ「槙尾川ダムについてはダムによらない治水計画をしっかり作成し、ダムよりも水害に強い街になることが確信できたのでダムを中止した」と大阪府知事時代の判断を振り返った。

 その一方で現在建設中の安威川ダムについて言及し「安威川ダムについてはダムによらない治水計画は作れなかった」と解説。ただ風光明媚な自然や希少生物に多大な影響があり、断層の問題から直下型地震で被害を受ける懸念があるとして、反対運動も続いている。

 しかし、橋下氏は「ダムを作らなければ莫大な費用と歳月がかかることがわかった。当時、メディアを含めてダム反対の大合唱だったが、ダム建設の判断をした。反対派からは総バッシング。ダムによらない治水計画が実行できないのであれば、ダムを進めるしかない。NOと言うだけで済むのは無責任なインテリと運動体」と抜本策を打ち出せずに反対だけする勢力を批判した。

 橋下氏は熊本県・球磨川が氾濫した際、蒲島郁夫熊本県知事が2008年にダム建設中止の表明をした後、ダムに代わる抜本策を打ち出せなかったことについて6日のツイッターで「ダムなし治水が無理ならダムをやるしかない」とコメントしている。