銀座ホステス5000人失業危機 コロナ自粛明けのクラブに閑古鳥

2020年06月29日 16時00分

銀座のクラブ街

 新型コロナウィルス禍の休業要請が東京都でも日に全面解除され、接待を伴う飲食店が集中する銀座の夜のクラブ街も一斉に営業再開した。だが、時すでに遅しか、夏にも倒産するクラブが続出すると言われている。

 銀座社交料飲協会の加盟店クラブ関係者は「大半の銀座のクラブは22日から営業再開。でもどこの店もお客が戻らず、開店休業状態。このままいけば、夏には銀座のクラブの倒産が続出する。1万人いると言われているホステスの半数以上が失業しますよ」と明かす。

22日の月曜日からの営業再開で、4月から自宅待機していたホステスたちもようやくの出番。ところが期待ハズレで、店には閑古鳥が…。

 老舗クラブのオーナーは「どの店も休業要請が出る前の3分の1にも満たない。小さなクラブでは〝お客ゼロ〟が何軒もあったようです。3分の1入った店も、通常カウンターは5人座れるとしたら、2人しか入れないとか。ホールも通常の2分の1にしている。これでは赤字。家賃、酒代、従業員の給料を払うことも出来ない。この状態が7月まで続けば、倒産が続出します」と話す。

 営業再開後、ホステスは予約客があれ、ヘルプと出勤。なければ自宅待機は変わらない。

「店の大小に関わらず、どのクラブも半分のホステスしか出勤してません。持続化給付金をもらえたホステスはまだ多少、持ちこたえていますが、ヘルプのホステスはデリヘルやパパ活で急場をしのいで、店からお呼びがかかる日を待っている状態です」(7丁目クラブ店長)

 さいたま市のキャバクラや小樽市のスナックでクラスターが発生したとのニュースも流れ、関係者はショックに見舞われている。接待などで銀座を利用している大手の企業では「7月いっぱいまで銀座で飲むな」という通達が出ているとも。

 銀座のクラブは6丁目から8丁目のエリアに集中。ホステスは約1万人以上いると言われている。開店休業状態が7月まで続けば、約半数の5000人のホステスが職を失うことになりそうだ。