元政治家でタレントの東国原英夫氏(62)が13日、TBS系「ゴゴスマ」に出演。新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策で商品券配布が検討されていることに言及。「利権が絡んでくる」と否定的な見解を示した。

 自民党内では牛肉に特化した商品券配布案が浮上。さらに商品券やクーポン、ポイント加算なども検討されている。東国原氏は「僕は現金給付派なんです。商品券、クーポンは利権が絡んでくるんですよね。今、魚も出てきています。漁業協同組合とか食肉協会とか、陳情能力の高いところから、そういうクーポン券になるんです」と指摘。「ですから、現金一律給付(が公平)」と主張した。

 現金給付は貯蓄に回るという声があることに「リーマンショックと比べられるんですけど、今の空気はどうですか? みんな使いますよ。高額所得者、富裕層には配らなくていいという意見もありますが、富裕層ほど使います」と経済対策に効果があると主張した。