コロナ感染男性がパブで“驚くべき”行動 怒るオーナー「テロ以外の何ものでもない」

2020年03月09日 10時46分

テレビ朝日

 9日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、新型コロナウイルスに感染した男性の“驚くべき行動”を伝えた。

 愛知・蒲郡の50代男性は4日、陽性と判明したため医療機関から自宅待機を要請された。だが、周囲に「(ウイルスを)ばらまいてくる」と話し外出。居酒屋、パブをはしごした。

 番組では感染男性が訪れたパブの店内映像を放映。男性は電話で開店時刻を確認し、オープン15分前に到着した。店内ではおしぼりで顔、頭、耳を拭いた。店内の女性を指名すると、自分の上着を女性に着せようとしたり、肩に手を回したり、カラオケに興じた。2人でケータイを操作する様子も映っており、意図的に密着したと思われる行動だった。

 店内の様子が一変したのはオーナーからの電話だった。オーナー同番組の取材に「知人から連絡があり『今から駅前でばらまいてくる』と(感染男性が)息子に言ったみたい。その息子のお知り合いに連絡がいって『パブとパチンコ店、駅前、全部ばらまいてくるから』と。店に確認とったら、もう中にいるって…」と説明。

 オーナーに連絡した知人男性は「あしたから隔離だから、外出してはいけないと保健所から連絡あったんだけど、『みんなにうつしてくる』『つば吐きまくってくるわ』って言ってた」と状況を説明。オーナーに「入れたらアカン」と電話すると「もう入ってますよだった。一歩遅かった」と残念がった。知人男性は警察にも通報したいう。

 オーナーから連絡を受けた店員は感染男性に退店するよう求めた。4杯飲んで滞在時間40分。カードで支払った料金8500円は現金で返却した。オーナーは「普通に来て後から(陽性と)分かったんだったら仕方がないけど、分かって来られたら、テロ以外の何ものでもない」。

 感染男性が去った店内では消毒作業が行われ、居合わせた客と従業員は、外にでることもできずうなだれていた。指名された女性従業員は濃厚接触者とされた。

 2週間の休業となったオーナーは「頭の中がパニック状態で何とも言えない。突然、営業できなくなり収入が断たれるわけど、女の子も生活ができない状態になる」と怒りをにじませ「新聞とかには三河地方として載っていなかった。まさか蒲郡で、こんな近くで出てるとは思ってもいない矢先だった。行政がもっと早く情報を流してくれれば危機管理がうまくできたのかな」とコメントした。