声優の花守ゆみりが1日、「Re:ステージ!」伊津村陽花役を「PRISM☆LIVE!3rd STAGE~Reflection~」(17日=大宮ソニックシティ)をもって卒業することを発表。その理由にネット上がざわついている。

「Re――」は女子中学生アイドルの活躍を描いた青春劇。小説やアニメと幅広く展開され、リアルライブも開催されている。花守は主要キャラクターの伊津村陽花の声を務めている。

 突然の卒業発表について事務所は公式サイトで「先日より膝の不調が続き、詳しく検査したところ『膝蓋骨亜脱臼及び半月板損傷』と診断されました。担当医師からは、当面、膝に負担がかかる可能性のあるパフォーマンスの禁止を申し渡されており『Re:ステージ!』プロジェクト様とも協議を重ね、大変残念ではございますが卒業という形をとらせて頂くこととなりました」と報告した。

 花守も「彼女がこれからもアイドルとして、もっともっと輝いて行く道を共に歩めないことは正直とても寂しく、複雑な気持ちもあります。しかし、彼女にはもっと輝けるステージがあり、そこに私は彼女を立たせてあげたいと思いました」とコメントした。

 この発表はネット上で大きな注目を集め、「半月板損傷」がツイッタートレンド入り。「声優×半月板損傷」という意外な組み合わせにネット上では「アスリートが怪我したのかと思いきや声優さん…」「声優って半月板損傷する職業だったっけ…?」「トレンドに半月板損傷ってあって、贔屓球団の選手じゃありませんようにって思って見たら声優さんだった」と驚きの声が続出した。

 さらに近年、声優が出演作品の役でリアルライブを行い、歌って踊ることについて「今の声優さんってスポーツ選手並みのパフォーマンスを要求されるの?って震えた」「今の声優は十分アスリートだよな…」「声や歌で勝負するのが声優であって、ライブでのパフォーマンスまで求める最近の風潮はやりすぎちゃう?」「声優ってアスリート並じゃん…」という意見も相次いだ。